6月6-7日に南相馬市で開催された爬虫・両生類フォーラムに参加してきました。7日の午前中は鹿島区で観察会。
2015/6/7 南相馬市 G1
皆さんが集まるまでに、カナヘビが顔を出しました。おなかが大きいので卵をかかえたメスでしょうか・・。
集合場所の土手の擁壁で捕まってしまったシマヘビ。眼が白いのは脱皮前だからそうです。あと1週間くらいで脱皮するところだろうとのこと。さすが、専門家の皆さんです。
田んぼの水路脇にいたアオダイショウを捕まえて、さらに手乗りにしてしまった・・・恐るべし人たち・・。「アオダイショウはおとなしい」んだそうだ。でも、このぐらいの大きさになるとカエルよりはネズミなどを食べるとのこと。今時の猫より役に立つかも。
タカチホヘビ。初めて見ました。夜行性で地中に住み、ミミズを食べているとのこと。昨晩、捕獲したものを見せていただいた。小さくてかわいい。
大震災の時は、写真左の丘よりも高い津波がやってきて、このあたりは全部、入り江のようになったとのこと。ポンプで排水して干拓地を復旧したが、せっかく生えてきたミズアオイや水路にいたメダカが復旧工事のために全部いなくなってしまったとのこと。人々の生活再建は重要だけれども、「自然の領分」も残してほしいものだと思う。